Microsoft365 アプリサービス (Officeアプリ)

情報連携推進本部では,2023年4月より下記の通りマイクロソフト社が提供する Microsoft365 アプリサービスの機能を,岐阜大学の学生および常勤教職員に対して提供しています。

注:下記の内容は2023年7月時点の情報となっております。サービス提供対象や利用可能サービス等に変化があった場合は,随時このページの内容を更新いたします。

※岐阜大学は,サービスの基盤を機構アカウントを利用するシステムに全面的に移管しています。それに伴い Microsoft365 アプリサービスは,2023年4月より東海国立大学機構(以下、機構と略す)のサービスがご利用いただけるようになりました。

サービス提供対象

2023年7月時点で,機構が提供する Microsoft365 アプリサービスをご利用いただける利用者は以下の通りです。

  1. 岐阜大学を含む機構所属大学に学籍のある正規学生,非正規学生

    サインインに学生用機構アカウントUPN(@s.thers.ac.jp で終わるもの)を使用します。

    学生向けのマニュアルはCampus-Gの情報館キャビネットにあります。

  2. 岐阜大学を含む機構と雇用契約のある常勤・非常勤の教職員(非常勤講師を除く)

    サインインに教職員用機構アカウントUPN(原則@f.thers.ac.jp で終わるもの,許可された方は@a.thers.ac.jpの場合あり)を使用します。

    マニュアルは、岐阜大学学内専用ポータルサイト > 各種サービスリンク > MS包括関連文書 にある「 01.マイクロソフト包括ライセンスの利用にあたって 」および「 MS365 Apps for Enterpriseインストール手順(通常版) 」等をご確認ください。

利用開始/利用停止

機構システム上に登録された新しい利用者は,1日1回行われるデータ連携処理により 機構保有のシステムおよび Microsoft365 が使用する認証サーバ(Azure AD)上にアカウントが自動作成されます(※)。既に学生用/教職員機構アカウントをご利用中の方は,Microsoft365 アプリサービスが利用可能です。

新入学生の皆さんは,事前に Microsoft365 への利用者情報の連携が完了していますので,ユーザIDを受け取り機構アカウント利用開始設定を完了した時点で Microsoft365 アプリサービスが利用可能になります。一方,新任教職員の皆さんは,当面GUAM上で教職員個人IDを登録(†)して機構アカウントの初期情報を確認し,機構アカウント利用開始設定を完了いただくまで Microsoft365 アプリサービスを利用できません。

また,卒業や退職等により機構および所属大学から離籍された方は,メール以外のMicrosoft365 アプリサービスがご利用いただけなくなります。なお,メールについても猶予期間終了をもってご利用いただけなくなります。 卒業(退職)予定の皆さんは,あらかじめ Microsoft365 上(OneDriveやTeams等)にある必要な情報をご自身のPCなどへ退避しておいていただくようお願いいたします。

※岐阜大学から名古屋大学への進学や機構内での異動の場合は,引き続き機構 Microsoft365 アプリサービスをご利用いただけます。

なお,Microsoft365 のサインインに使用するパスワードは機構アカウント設定の際に設定したパスワードです。

Microsoft365 へのサインイン手順

Microsoft365 の各種サービスへアクセスすると,以下の手順でサインインが求められます。

  1. サインイン

    「メール、電話、Skype」と表示されている欄へ機構アカウントUPNを入力して「次へ」を選択してください。
    ※学生:@s.thers.ac.jp,教職員:@f.thers.ac.jp等

  2. アカウント種別の選択

    「サインイン」の後に以下の画面が表示された場合は,「職場または学校のアカウント」を選択してください。この画面が表示されず,直接次の「パスワードの入力」が表示される場合もあります。

  3. パスワードの入力

    「パスワード」と表示されている欄へ,機構のパスワードを入力して「サインイン」ボタンを選択してください。さらに多要素認証を求められた場合は,先に設定した方法で多要素認証を行ってください。

  4. 「組織によるデバイス管理を行わない」に変更する

    「すべてのアプリにサインインしたままにする」という画面が出た場合は,「組織がデバイスを管理できるようにする」のチェックを外し,「いいえ,このアプリのみにサインインします」をクリックしてください。
    「組織が...」にチェックしたまま進めるとエラー画面が表示されることがあります。ただし,そのまま進んで最後まで進む場合は,そのままお使いください。問題がある場合は,Microsoft365 Apps for Enetrpriseをアンインスト-ルのうえ再度インストールしてください。

  5. サインインの状態

    「サインインの状態を維持しますか?」と表示されます。1台の端末を複数人で共有する場合は「いいえ」を選択してください。

利用可能サービス

Microsoft365 関連サービスの利用方法を紹介する手引きをご用意していますので,詳細はそちらをご参照ください。

利用手引き・マニュアル

Microsoft365 Apps for Enterprise ( Officeアプリ ) , Office Online

ユーザが個人所有するPC(Windows/Mac)やスマートホン,タブレット(iOS/Android)へインストール可能な Office アプリケーションを提供するサービスです。このサービスによって,公費でまたは個人的に購入したPCとタブレットに合計10台、スマートホンには5台まで同時に Office アプリケーションをインストールして利用することが可能です。

PCをご利用の場合,Microsoft365 Potalサイトに機構アカウントでサインインしていただくと,Microsoft365 Apps のインストーラをダウンロードできます。スマートホンやタブレットをご利用の場合,各OSの公式アプリストアから Microsoft Word,Excel,PowerPoint, Outlook等,各モバイルアプリをダウンロードしてください。

いずれの場合も,アプリケーションを利用する際にはアプリケーション上で,機構アカウントで Microsoft365 へのサインインが必要です。

外出先等で,やむを得ず共同利用の端末を使用する場合,Webブラウザ上でMS Office文書(Word/Excel/PowerPoint等)の編集が可能なWebサービスとしてOffice Onlineがあります。PCで使用する Office アプリケーションの機能をすべて利用できるわけではありませんが,基本的なWord文書の修正や,Excelでの数式利用,グラフ作成などが可能です。またOutlook on the Webで機構メールを確認することができます。

なお,Office Onlineで編集可能なファイルはOneDrive上に保存されているものに限られます。

Microsoft365 Portalへ機構アカウントでサインインし,「アプリ」一覧から使用したいアプリケーションを選択してください。

  

OneDrive for Business

機構との契約に基づいてマイクロソフトが提供するオンラインストレージサービスで,各利用者が最大1TB(1024GB)までファイルを保存することができます。

OneDrive の代表的な利用方法は以下の3パターンです。このほか,PCやスマートホン/タブレット上の Office アプリケーションやOffice Onlineからは,直接 OneDrive 上のファイルを開いたり保存したりすることができます。

  1. Webブラウザ上でファイルを管理する

    個人用の OneDrive と同じサイトから機構アカウントでサインインすることで,OneDrive for Business へのファイルのアップロードやダウンロード,フォルダ管理などをWebブラウザ上で実行可能です。

  2. モバイル用アプリを利用する

    iOS/Android端末向けには,各OSの公式アプリストアを通じて OneDrive アプリが提供されています。OneDrive アプリを端末にインストールすると,スマートホン/タブレット端末上でファイルの閲覧や削除,フォルダ管理などが可能です。

    アプリのインストール時や利用時に Microsoft365 でのサインインを求められます。

  3. PC用のアプリケーションをインストールしてローカルフォルダを同期する

    WindowsやMac用には,専用のアプリケーションが用意されています。この専用アプリケーションを利用すると,PC上のローカルフォルダを OneDrive と同期させることができます。

    同期対象のフォルダに新しく作成したファイルは自動的に OneDrive に送られ,逆に OneDrive に対して他の端末からおこなれたファイル操作がローカルフォルダにも反映されます。

    PCが壊れてHDD内のファイルにアクセスできなくなった場合に,OneDrive 上のデータをバックアップとして利用したり,複数の端末間で OneDrive を介してフォルダの内容を同期させたりすることが可能です。

    アプリケーションのインストール時や利用時に Microsoft365 でのサインインを求められます。