多要素認証の導入について

本学では、2020年10月19日から多要素認証を導入いたします。

これにより、学外から岐阜大学が提供するネットワークサービスを利用する際や、Microsoft 365サービスを利用する際に追加の認証が必要となります。

導入の背景

現在、ユーザIDやパスワードが悪意ある第三者へ漏洩・窃取されたために不正アクセスされる被害が増えています。

不正アクセスされた場合、個人情報や保存していたデータを盗まれたり改竄・削除されたりするなど本人が被害を受けるだけではなく、他の組織や個人に対する攻撃に利用されて知らない間に加害者にされてしまう場合もあります。

本学もセキュリティ上の観点から、不正アクセスを防ぐために有効な手段である多要素認証を導入することになりました。

多要素認証とは

多要素認証は、本人しか知りえない「知識情報」・本人が所持している機器やアプリケーションなど「所持情報」・本人の身体的特徴に関する「生体情報」の3つの情報のうち2つ以上を組み合わせて認証する方法です。

本学が導入する多要素認証は「知識情報」として従来のID・パスワードと、「所持情報」としてスマートフォン向けアプリケーションやキャリアメール,電話番号等を組み合わせたものになります。

多要素認証の利用と設定

学外から以下のサービスを利用する際に多要素認証が必須となります。

  • 岐阜大学が提供するネットワークサービスのうち、シングルサインオン(SSO)サービスに対応しているもの
    例) Webメール,AIMS,GUAM,Campus-G(学務情報システム),My Library(図書館システム)  等
  • Microsoft 365 サービス (機構にサービス統合されました)

それぞれにおいて利用するための設定方法が異なるため、ご注意ください。

岐阜大学が提供するネットワークサービスを利用する場合

岐阜大学が提供するネットワークサービスを利用する場合は「GUAM」を利用して設定する必要があります。

主に以下のアカウントに対して設定を行う必要となります。

  • 教職員個人用アカウント系(メールアドレスが「@gifu-u.ac.jp」で終わるアカウント)
  • 学生用アカウント系(メールアドレスが「@edu.gifu-u.ac.jp」で終わるアカウント)
  • 事務用アカウント系(メールアドレスが「@jim.gifu-u.ac.jp」で終わるアカウント)

具体的な設定方法は、次のマニュアル(PDFファイル)をご確認ください。

注意事項

  • 多要素認証に通知用の電子メールアドレスを設定する際は、必ずキャリアメールやGmailなど、情報連携推進本部以外の企業や組織が発行した電子メールアドレスを指定してください。

  • 事務用アカウントや組織用アカウントなどについて、異動などにより利用しなくなった場合は多要素認証の設定を解除してください。

  • 事務用アカウントや組織用アカウントなどの使用や管理を引き継いだ方は、速やかに多要素認証の設定を行ってください。

ご相談・問い合わせ先

多要素認証の導入について、たくさんの問合せをいただいております。

特に多いものについて、FAQを用意いたしましたのでご参照ください。

FAQをご参照いただいても解決できない場合など、本件に関するお問い合わせやご相談は、以下までお願いいたします。

  • 情報連携推進本部(情報館)
    • 内線:2041
    • 電子メール:imc-help@gifu-u.ac.jp